あなたは白黒ハッキリさせたい性格ですか?
それとも、曖昧な状態を受け入れる性格ですか?
白でも黒でもない曖昧な領域、どっちつかずな状態のことを「グレーゾーン」と呼びます。
「はっきりさせないと気持ち悪い」と考える人もいるでしょう。でも、曖昧な状態というのは悪いことじゃないんです。
むしろ、グレーゾーンが多い方が悩みの少ない人生になります。
人の考え方や行動について、何でもかんでも正しいか間違いかを決めるような、ハッキリさせればいいってもんじゃないんです。
そこで今回は、「グレーゾーンを増やして悩みを減らしましょう」というお話しです。
グレーゾーンが多い人は余裕がある
グレーゾーンが多い人は、「どっちに転んでも何とかなる」と思ってるので、精神的に余裕があります。
女性は男性と比べて、精神的なグレーゾーンが多いです。
男性は物事をハッキリさせたがる人が多いですが、女性は曖昧なままでもそれほど気にしない傾向があります。
例えば、嫁姑問題。
恐ろしく仲が悪い嫁と姑なのに、一緒に暮らしてる人っていますよね。一つ屋根の下でも精神的に病んでしまうことなく、お互い悪口言ってガス抜きしながら適当に生活できてしまうんです。
もし男性が同じ状況に置かれたら、精神的に病んでしまうかも。
しかしなぜか、恋愛関係になると男性のほうがグレーゾーンが多いんです。
女性は、付き合ってるとか結婚するとか別れるとか、白黒はっきりさせたくなる傾向があります。はっきりさせるから悩みが多くなってしまうんですよね。
おまけに、最近は浮気や不倫にきびしい世の中になってしまいましたし。
友だち以上恋人未満のような関係、グレーゾーンがあるほうがストレスにならないと感じるんですよね。
ということで、精神的にも恋愛的にも、グレーゾーンが多いほうが良いと言えます。
曖昧にしておくことのメリット
曖昧にしておくと選択肢が増えるんです。
特に仕事について、白黒つけずに続けていれば仕事の面白さがわかったり、良い結果が出たりします。
自分がどんな仕事に向いているのか、どんな仕事が好きなのか、得意なことは何なのか。すぐに白黒をつけると自分の可能性を狭めてしまうんです。
ちょっとした障害にぶつかって「私には向いてない」とすぐに放り出してしまったら、知識や経験を身につけられなくなってしまいます。
仕事をひとつに絞ることができなければ、副業を始めてもいいんです。複数の仕事を持ってても問題ないんですから。
私も、ハンドメイドは稼げないと言いつつも、実はまだ販売は辞めてません。なぜか諦めかけたころに売れるんですよねw
いつまで続けるかも決めてません。まさにグレーゾーン。
このようにグレーゾーンがあっても構わないので、自分がベストだと思う働き方をしましょう。
また、恋愛についても、結論を急いでしまうことは可能性をつぶすことになります。男性の恋愛感情は育つまでに時間がかかるので、待ってあげることが大切です。
「はっきりしてよ」攻撃をしないでくださいね。
グレーゾーンを多くする方法
- あせらない
- 他人の価値観を知る
- 世の中のほとんどのことは白黒つけられないと知る
1.あせらない
迷いがあることや詳しく調べたいと思ったことなど、あせらずに決断してくださいね。
時間をかけて他の人の意見を聞いたり、体験したりすることで、答えが見えてくることがあります。
2.他人の価値観を知る
他の人と話してると、自分には無い考え方や価値観を発見することがありませんか?
仕事や生活スタイル、生まれ育った場所など、自分との共通点が無い人ほど、自分では思いつかないようなことを考えてるので面白いです。
あとは読書もいいですね。何百年も前の時代に生きてた人の考えを知ることができるので。
3.世の中のほとんどのことは白黒つけられないと知る
世の中に絶対はありません。物事にはいろんな側面があって、どこから見るかによって物の見え方が大きく変わります。
時間とともに常識やルールは変化するし、自分の考え方も生活環境や立場によって大きく左右されることも。
どっちに転んでもいいようにしておくと精神的にラクですよ。
仕事も1つに絞らず、会社員しながらブログで副業するのがおすすめです。
無理に答えを出す必要はない
今回は、グレーゾーンを増やすといいよというお話しでした。
- グレーゾーンが多いと精神的に余裕が出る。
- 曖昧にしておくと選択肢が増える。
- 世の中のほとんどのことは白黒つけられない。
何でも白黒ハッキリさせようとすると疲れます。
型にはまったり、誰かが考えた常識に縛られることなく、余裕がある女性になりましょう。
余裕のある女性については「余裕のある女になる!時間をつくる方法7選」という記事も書いてるので、よかったら読んでみてくださいね。
ではでは。