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ハンドメイド販売はお金を稼ぐ手段ではありません

ハンドメイド販売はお金を稼ぐ手段ではありません
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ブログを始める前からハンドメイド販売をやっていて、今でも細々と続けてます。

始める前に気づきたかったんですが、ハンドメイドは稼げないんですよね。

今回は、目的に合った手段を選びましょうというお話です。

ハンドメイド販売はお金を稼ぐ手段じゃない

最初に言ってしまいますと、ハンドメイド販売は、自分の存在をアピールすること・承認欲求を満たすことを実現する手段なんです。お金は二の次。

一時期、ハンドメイド販売を本業にできないかと試行錯誤していましたが、止めました(現在は副業として販売中)。

理由は、ハンドメイド販売はお金を稼ぐ手段ではないことが分かったから。

ハンドメイド販売の経験と思考の変化

ハンドメイド販売の経験談と感想

商品作りから販売までを実際に行ってみて、気づいてしまったんです。

「自分はモノづくりが好きなわけじゃないんだ」ということに。

ハンドメイド販売を経験

自分で作ったものを販売したいというのは、10年以上前に考えていたこと。

しかし、当時のわたしにはどうしたらいいのか分からず、ホームページビルダーというサイト作成ソフトを買っただけで断念。

職を失ったことをチャンスととらえ、アクセサリーを売ろうとハンドメイド販売を始めることに。一度断念したときから10年以上経過し、世間はハンドメイドブームとなってました。

販売場所も充実していて、ネットショップのような人の集まる場所に商品を並べることは簡単にできました。

しかし、並べただけで売れるわけじゃないんですよね。ちょこちょことは売れましたが、生活できるような収入を得るレベルになるのは無理すぎる。

しかも、飽和状態のハンドメイド販売サイトは以下の状態。

  • 既存のパーツを組み合わせて超低価格で販売する人がいる
  • 同じ土俵にプロがうじゃうじゃ
  • サイト内でお金が回っている

パーツ組み合わせただけで売れるの?と思ったんですが、わたしの商品よりはるかに売れてるという悲しい現実。

そんなお手頃価格のアイテムの中に、プロ職人の異常にクオリティが高い商品があったり。オリジナルのネットショップ立ち上げるより、ハンドメイドサイトのほうがお客さんを集めやすいですから。

また、運営側から定期的にクーポン券が配られるんです。

ハンドメイドサイトで販売して得たお金で他の人の商品を買う、また作って販売する・・・という感じで、ハンドメイドサイト内だけでお金が回ります。そして、販売手数料が運営側に落ちていくというシステム。

運営側が儲かる仕組みになってるんですよね。フリマアプリも同じですけどね。

ハンドメイド本を読んでみたり、売れてる人を研究してみたけど、思いのほか売れない。まあ売れない。

ハンドメイド続けて大丈夫か?と疑問を持ち始めたある日、「一度やってみよう」と店頭販売イベント出店を決意します。

お客さんと会話したり、他の出展者との交流したり、いい経験になりそうだと思ったからです。「ネット販売より売れるだろう」という思惑もありつつ。

ハンドメイド店頭販売で思考が変わった

店頭販売イベントを経て、ハンドメイド販売で利益を上げるのはむずかしいということを実感。その理由は以下3点です。

  • 体に負担がかかる
  • 在庫をかかえる
  • 商品作成・ディスプレイ作成にお金と時間かかる

最初に発生した問題は体への負担。ストックを増やさなきゃと商品を作り続けていたら、手の指がしびれるようになりました。

金具の開閉をしていたので、同じ個所に負荷がかかり続けてしまったんです。

今後もし商品がたくさん売れるようになったら、指のしびれを抱えて生活するのかと思うと不安になりました。

「体に負担をかけてまで続けることなのか?」と考えるように。

そしてイベント当日。他の出展者の商品と自分の商品を比べると、どうしても自分の商品が劣って見えてしまう。実際に劣ってるのねw

イベントは無事終了し、お客さんとのやりとりは勉強になり、まとまった売上をもらえたのは良かったです。他の出展者の方からアドバイスをもらえたのもありがたかったですね。

しかし、わたしの販売能力が足らないのか、商品を作り過ぎたのか、雨が降っててお客さん自体が少なかったのか、まあ在庫が残る残る。

指しびれるほど作る必要なかったんですよね。

それに、在庫となった商品とディスプレイ作成にお金がかかってますから。売上から初期投資を引くと、残金は1万円程度でした。

こんなのやってられないですよね。

「1ヶ月かけて準備して1万円か。自分が働かなくても収入があればいいんだけどな」

と思ったことから、お金を稼ぐ方法を考え直したんです。

モノづくりがしたいんじゃなくて、雇われて働くことが嫌だった

モノづくりがしたいんじゃなくて、雇われて働くことが嫌だった

今まで「自分で作ったものを販売したい=自分はものづくりをして生活したい」ということだと勘違いしていたんです。

でも本当の自分の望みは、「自分で作ったものを販売したい=指示されずに仕事がしたい、雇われたくない」ってことだったんです。

自分のことって案外わかっていないもんですよね。

今考えると、自分の商品を売ることを10年前にあっさり断念していたんですから、モノづくりという行為自体が好きだったわけじゃなかったんです。

そこで、モノづくり以外で自力で稼ぐ方法を調べることに。すぐに始められそうだと思ったのが、アフィリエイトだったんです。

すでに自分のハンドメイド商品を紹介するサイトを作っていたので、まずはそのサイトでアフィリエイト開始(現在は放置状態)。

その後、美容ブログとこのサイトを開始し、現在に至ります。

目的に合う手段を選ぼう

今回は、ハンドメイド販売の経験談から、目的に合う手段を選ぶことの重要性をお伝えしました。

まず目的を決めて、それに合う手段を選ぶことが大切です。

目的が「雇われないでお金を稼ぐこと」だったのに、自分の存在をアピールするための手段を選んでしまったことが失敗でした。

雇われないでお金を稼ぐことが目的なら、以下3点に当てはまる手段を選びましょう。

  • 初期投資がかからない(1万円以下)
  • 在庫をかかえない
  • 仕組み化して不労所得を手に入れられる

ビジネスのことがさっぱりわからないというあなたは、まずビジネスの基礎を勉強してみてくださいね。

デザインだけじゃダメ?ブロガーがビジネスを学べる無料動画」という記事でビジネスの勉強について書いてるので、読んでいただけるとうれしいです。

ではでは。

ただ書くだけじゃブログ稼げない
ビジネスの勉強をしますか?

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