以前、「【5日間経過】自作スタンディングデスクを使ってみた件」という記事を書きました。
座りすぎは健康によくないと聞き、立ってパソコン作業してみようと思いスタンディングデスクを自作したんです。
その後も立ちPC生活を続けて2週間経過。新たな問題や発見がありました。
今回は、スタンディングデスクを使って2週間経過のご報告です。
スタンディングデスク開始から2週間後の状況
2週間スタンディングデスクを使って、以下のような状態になってます。
- パソコン作業に支障はない
- 脚がむくむ
- 脚が鍛えられる
- 姿勢がよくなる
- 腰痛なし・肩こりなし
1.パソコン作業に支障はない
いちばん重要なのは、座ってるときと同じようにパソコンを使い続けられるかどうか。
立ったままのパソコン作業、問題ありません。座ってたときと同じようにパソコンをいじってます。
足の裏の痛みもなくなり、体も慣れてきました。
ただ、正直なところ集中力アップや生産性の向上などは実感できてないんですよね。座ってるときと変わらないです。
メンタリストDaiGoいわく「立って作業することに慣れるのは1か月かかる」ということだったので、1か月過ぎるまで様子をみます。
2.脚がむくむ
女性は脚がむくみやすいですよね。お察しのとおり、立ちPCも脚がむくみます。
はじめの5日間は脚がむくんでないと思ってたんですが、脚が疲れすぎてむくみに気づいてなかっただけみたい。夜の足首がまぁ太いw
特に左がむくむんですよね。軸足が左だから、意識しないと左重心なっちゃうので。
もちろん、むくみを放ってはおきませんよ。膨張した脚を見るのは嫌ですから。
以下の対策を行ってます。
むくみ対策①:足踏みする
簡単で効果があったのは、その場で足踏みすること。
タイピングしながらだと足踏みしにくいので、マウス操作してるとき、文章を考えてるときに行ってます。部屋の中をちょっと歩くのもいいですね。
むくみ対策②:こまめに水分補給
水を飲むと体がむくみそうな気がしますが、水分が不足するとむくみやすくなるんです。
でも、一気に飲むと体に水を溜め込んでしまうんですよね。
「こまめに」というのが結構大事だったりします。10分おきに一口飲むようにしてます。
3.脚が鍛えられる
立ってる時間が長いので、脚に負荷がかかって自然と鍛えられます。パソコン使ってる時間が長くて運動不足なんですが、ちょっとはマシになるかもしれません。
スタンディングデスクを使い始めてから、太ももが軽い筋肉痛なんです。日常生活に支障ないくらいの。
太ももって大きな筋肉があるので、鍛えると代謝がアップするんですよね。立ちPCで太りにくくなったら最高です。
また、つま先立ちやかかと重心で立てば、ふくらはぎも鍛えられます。血行がよくなって冷え性が改善する人もいるんだとか。
4.姿勢がよくなる
姿勢よく立って合うようにデスクの高さを調整したので、自然と背筋が伸びます。
それに、立ってると頬杖をつけません。イスがないから脚を組むこともできないし、背もたれを使ってダラッとすることもできません。
体が歪むような姿勢がとれないんですよね。
パソコン使ってるだけで立ち姿が美しくなります。
5.腰痛なし・肩こりなし
これまでも腰痛や肩こりで悩んだことはありませんが、スタンディングデスクを使っても問題なしです。
腰痛持ちの人は座りっぱなしがつらいと聞きますから。立ってる方が腰にはやさしいですね。
肩こりもなく、上半身は問題なしです。
スタンディングデスクで注意する5つのこと
ただ立ってパソコン作業をするだけでは、体に負担がかかる可能性も。
以下に注意すると快適な立ちPCライフを送ることができます。
- 脚・足を動かす
- 足元にマットやクッションをおく
- ひじの角度は90度
- 顔とディスプレイの距離は40センチ以上
- 最初はこまめに座って休憩
1.脚・足を動かす
立ってるときも座ってるときも、同じ姿勢を続けるのはよくないです。血行が悪くなって脚がむくみますし。
しかし、上半身は動かせないので脚と足を動かしてむくみを予防するのがおすすめ。
集中してタイピングしてるときは普通に立ってますが、以下もやってます。
- 足踏み
- 片足立ち
- つま先立ち
- かかと重心で立つ
- 部屋の中を歩く
ちょこちょこ脚と足を動かしましょう。
2.足元にマットやクッションをおく
立ちPCをはじめてビックリするのが、足の裏の痛み。素足で立ちっぱなしになるのは初めての経験でしたから。
仕事や外出先で立ちっぱなしになった経験はありますが、靴を履いてるので足の裏への負担は減ってるんですよね。
足元にクッションや、やわらかめのマットをひいておくと、足の裏の痛みは半減します。
3.ひじの角度は90度
キーボードを打つとき、ひじの角度が90度になるようにデスクの高さを調整します。
90度以下になると、肩や背中に負担がかかってしまいます。
自分の身長を入力すると、スタンディングデスクの最適な高さを自動計算してくれるサイトもあります。ぜひ活用してくださいね。
4.顔とディスプレイの距離は40センチ以上
顔とディスプレイの距離が近いと、目が疲れます。結果、肩がこってしまうんです。
市販のスタンディングデスクなら問題ないですが、自作の場合は要注意。
座って作業するときと同じ距離を保ってくださいね。
5.最初はこまめに座って休憩
これまでずっと座ってたのに、急に長時間立ち続けると脚が疲れます。疲れが気になって眠れなくなります。
わたしの場合、初日に8.5時間も立ちPCしてたんですよね。
脚が疲れすぎたのか、寝る前に右足の指がつるという悲劇。しかも、右足が治ったと思ったら今度は左足の指がつるというWの悲劇w
悶絶から開放されて寝ようと思っても、脚がじんじんするような、熱を持ってるような感じが気になってなかなか寝つけませんでした。
立ちPCで30分経ったら座って休憩するのがおすすめ。脚が慣れて疲れを感じなくなってきたら、立ってる時間を伸ばしてくださいね。
おすすめはデスクトップ型
身長に合わせてモニターの高さを変えられるため、デスクトップ型のほうがスタンディングデスクとの相性がいいです。
スタンディングデスクを使用しても、ノートパソコンだと姿勢は悪くなってしまいます。
ノートパソコンはモニターが低い位置にあるので、画面を見てるとどうしても猫背になっちゃうんですよね。正直、立っても座っても姿勢が悪くなるんです。
姿勢をよくして、腰痛や肩こりを防止するなら、「スタンディングデスク×デスクトップ型パソコン」の組み合わせがいちばんです。
立ちPCは軽い筋トレ
今回は、スタンディングデスクを使って2週間経過のご報告でした。
ずっと太ももが軽い筋肉痛なので、立ちPCは軽い筋トレかもしれません。今までより筋肉を使ってるから、よく眠って体を回復させないといけませんね。
また、足踏みで脚のむくみを防げることもわかりました。
今のところ立ちPCにデメリットはないので、1か月を超えるまで続けてみます。
次のスタンディングデスク感想は「【1か月経過】自作スタンディングデスクを使った感想」という記事です。よかったら読んでみてくださいね。
ではでは。