最近のメディアでは、「老後に備えて○○しよう」みたいなことを言っています。
老後のために今を生きるなんて悲しいです。今の生活を楽しみたいですよね。
ライフプランシミュレーション?
「ライフプラン」でググると、銀行や保険会社の”ライフプランシミュレーション”というサイトがヒットします。
これでちょっと遊んでみましたが、
- 会社員は定年まで勤めて退職金がもらえるという設定
- 会社員の収入は年齢とともに上がる設定
- 年金は貰える設定
という大企業社員を想定しているのかな?と思ってしまう設定だらけでした。
(ちなみに自営業だと50歳が収入のピークという謎の設定)
このシミュレーションでは、複数の職業を持っている、不労所得がある、会社員から経営者に転身するといった設定はできません。収入源がひとつで同じ仕事を続けるというのが、日本人の多数派だということがよく分かります。
しかし、30年後に終身雇用制度が残っているとは考えにくいです。会社に自分の人生を預けるなんて、リスクが高すぎます。
ライフプランより収入源の数
5年後だって時代がどうなるか分からないのに、50年後までの人生設計をしても仕方がありません。それよりも重要なのは、今できることをやること。
今できることで、人生の選択肢を増やせるのは
収入源(キャッシュポイント)を複数持つこと
です。
「月収30万円の仕事が1つ」より、「月収10万円の仕事が3つ」がいいし、「月収1万円の仕事が30ある」ほうがもっといいですね。
収入源が複数あれば、ひとつがダメになっても生活に影響が出ないのです。
そして、会社の給料だけに頼らない人生ならば、自分の人生の選択肢は無限に広がるのです。
主体的に生き方を選ぶ
社会や個人の生き方が変わっていく中、変化を恐れて過去の働き方にしがみついていたら、貧困になる可能性は高いでしょう。過去に誰かが決めた人生のレールに沿って生きる必要はありません。
20~30代に会社員として働いていても、40代では起業したり、大学で勉強したり留学したり、子供のころ憧れていた職業に就いたり、やってみたいことに挑戦していいんです。結婚や出産も、どうするかは自分で選んでいいんです。
ただ、自由に選択できる分、責任も自分で負わなくてはなりません。会社に面倒を見てもらえませんので。
そんなときに、給料以外の収入があれば困ることはありません。自動で稼ぐ仕組みや不労所得があれば、留学していても、育児に専念していても、病気やケガで働けなくなっても、収入が入り続けるのです。
「収入を得る=給料を貰う」という発想は今すぐ捨てましょう!
どうしたらできるか考えよう
一昔前なら、世界を旅しながら仕事をするなんて考えられませんでしたが、現在は当たり前のようにやっている人が多数います。
「今できること」から生き方を考えるのではなく、「やりたいこと」を軸にやり方を考えながら生きましょう。
ではでは。