ストーリープロフィール第3話。
Web制作会社で働いてたころのお話です。調子に乗るとろくなことないですね。
ぜひ反面教師にしてください。
ついにWebデザイナーになった
早く仕事がしたかったので、最初に紹介された派遣先で働くことを決めました。派遣だから嫌なら別の会社を紹介してもらおうと思ってましたが、3年働きましたね。
紹介されたのはWeb制作会社で、中小企業のホームページ制作がメインの仕事。
こんな画像がある清潔感満載のサイトを求められることが多かったです。たまにかわいいデザインの発注があって、保育園のサイトを作ったこともありましたね。
制作がメインですが、平行してサイト修正のみの案件もこなしてました。サイト修正って、1分もかからない作業なのに7000~8000円請求するんですよね。
正直、修正作業より納品書作るほうが時間かかってましたから。
また、Web制作会社ではマイペースに仕事をさせてもらえました。社員の人たちも面白かったし。
- 週1回は鼻毛が出てるWebデザイナー
- ムスリムのプログラマー
- 社内を走り回って同じ場所でつまづく営業さん
個性的(?)な人たちに囲まれて楽しく仕事をしてました。
体育会系とは真逆で、働きやすい職場だったんです。
はじめてのWordPress(ワードプレス)
このブログもWordPressで作ってますが、最初に触ったのは制作会社での仕事でした。
WordPress(ワードプレス)とは、専門的な知識がなくてもブログや企業サイトを制作・運営できるソフトウェアのこと。おしゃれなデザインに変更したり、様々な機能を付けてカスタマイズすることも可能です。
ブロガーが増えた理由のひとつとして、WordPressが普及したこともあるでしょう。ブログを開設に必要なお金と時間がぐっと減りましたからね。
WordPressがあれば、スクールに通わなくたってサイト制作や修正ができます。ネット上に情報がたくさん出てますから、自力でどうにかできちゃうんです。
デザインの知識も必要ないので、Webデザイナーも不要です。
知識がなくてもサイトが作れちゃうんだから、一部のトップクリエイター以外、Webデザインの仕事はなくなるだろうと感じてました。
そして、本当に自分の仕事が無くなります。理由は自分の失言。
やってもうたw
失言からの契約終了、崖っぷち生活へ突入
仕事と環境に慣れまくってたある日、上司に「やる気がない」と発言してしまいます。
あちゃー、お口がおすべりになりました。
なぜ言ったのか、理由はまったく覚えてないんですよね。
当時、親会社に出向していた正社員Webデザイナーが戻ってくることが決まっていて、派遣社員の誰かに辞めてもらおうって話が出てたらしいんです。
派遣社員は3人。真面目に黙々と仕事をする2人と、やる気ない発言をした面倒なヤツ1人。そりゃあ、面倒なヤツを切りますよね。
「やる気ない」発言でクビ当選確定。名前にお花ついちゃいました。
失言からの失業。
派遣会社は次の仕事を探すと言ってくれたんですが、雇われないで仕事をしてみたいと思ったんです。
昔の願望がわき上がる
「【第1話】仕事から逃げて男に逃げられて」でも書いたんですが、アパレル販売のバイトをしていたころ、ファッション関連のものを自分で作って売ってみたいと考えてました。
昔はどうやって販売したらいいか分かりませんでしたが、このころはフリマアプリやハンドメイド販売サイトが注目されはじめてたとき。
簡単にはじめられそうなので、時代の波に乗っかちゃおうとハンドメイド販売にチャレンジすることに。
「【第4話】時給62円のハンドメイド展示販売」へ続く。