「これは○○すべき」
「今日は○○しなくちゃ」
「女性らしく」
あなたは上記のようなことを考えてませんか?
すべき思考の人は悩みやすい
私たちは、世間の風潮や自分で無意識に作った枠の中で、理想や決まりごとを守ろうとしています。
無意識に以下のような決まりを作ってませんか。
- 女性は結婚して出産するのが普通
- 上司からの飲みの誘いは断ってはいけない
- 大勢の中で目立つべきではない
- 1日8時間働くのは当然
でも理想と現実が一致することは難しい。
人生が自分の思い通りになることってあまりないんですよね。理想と現実のギャップに悩んだりストレスを抱えてしまうんです。
「正解はひとつだけでそれ以外は不正解」という考え方について、
すべき思考
と呼びます。すべき思考が強すぎると、物事があいまいなことに耐えられなかったり、他の人に自分の価値観を押し付けてしまうのです。
それでまたストレスが貯まるw
すべき思考がなければ能力を発揮できる
実際、やってはいけないことって意外と少なくて、世の中はやっていいことだらけなんです。
上司からの飲みの誘いは、心から行きたいと思うなら行けばいいし、そうでなければ断ればいいのです。やんわり断れば問題ないですよ。
空いた時間で勉強などすれば、自分にとっても会社にとっても役に立ちますよね。
勤務時間だって、1日8時間で週5日と決まってるわけではありません。
会社に勤めていたら規則に従う必要がありますが、自分で事業を起こせば、仕事をする時間は自分で決められます。調子がいい日は12時間仕事をしてもいいし、調子が悪ければ2時間でもいいし、休んでもいいんです。
すべき思考というのは、常識だと認識していることが多いです。でも、
「すべき」
「やらなきゃいけない」
と思ってるということは、本当はそれをやりたくないのでしょう。やりたいことなら、「やらなきゃいけない」という発想にはならないはず。
やりたくないことがあるなら、やらなくて済む方法を考えればいいんです。
料理をしたくないなら外食やお惣菜を買えばいい。満員電車に乗りたくないなら、電車に乗らなくて済む場所で仕事をすればいい。結婚したくないならシングルでも生活できるように考えればいいのです。
仕事をしたくないなら、オーナーになるという方法もあります。自分が働かなくてもお金を稼ぐ仕組みを持っていれば、収入がなくなることはありません(仕組みを手に入れるまでに時間と労力が必要ですが)。
このように、やらなくて済む方法を考えたり、仕組みを作ろうと行動したりすれば、自分の能力が発揮されます。常識だからと諦めずに、自分に合った方法を探せばいいのです。
やらなくて済む方法を考えれば、すべき思考は自然と消えていきます。
「できならいいな」と気楽に考える
もし、「すべき」「やらなきゃいけない」と考えるのがクセになっていまっているなら、
「~できたらいいな」
に言い換えてみましょう。ちょっと気が楽になりませんか?
世間とか周囲の人が作った常識にとらわれているなら、本当はどうしたいのか考えて
「~したい」
と言ってみましょう。どうしたいのかを自分に問いかけて、やるべきことではなく、やりたいことを選ぶようにしましょう。楽になりますよー。
世の中には、正解がひとつだけという問題はあまり多くありません。
「こうすべき」「あれは絶対ダメ」と白黒はっきりさせず、グレーゾーンの考え方を持つと悩みにくくなるんです。
しなやかな女性になろう
自分で勝手に「~すべき」と思っているだけで、実際にそれをしなくても何も問題なかったりします。やるべきことは案外少なく、生き方は無限にあります。
自分で自分を縛らず、「できたらいいな」と思えるくらい余裕のある女性になりましょう。
ではでは。